水野 重孟(みずの しげたけ、生没年不詳)は、紀伊新宮藩(紀州藩附家老)の世嗣。第2代藩主・水野重良の三男。正室は与板藩主・牧野康成の娘。幼名は七之丞。通称は縫殿。子のなかった第3代当主の兄・重上の養子となり、寛文12年(1672年)7月28日に第4代将軍・徳川家綱に拝謁し、延宝6年(1678年)12月28日には従五位下隠岐守に叙任。元禄10年(1697年)4月11日には紀州藩邸を訪れていた第5代将軍・徳川綱吉に拝謁した。その後、家督相続以前に重上によって廃嫡され、代わって重孟の又甥に当たる常陸麻生藩分家の重期が養子に迎えられて嫡子となった。廃嫡後は紀州藩......
水野 重孟(みずの しげたけ、生没年不詳)は、紀伊新宮藩(紀州藩附家老)の世嗣。第2代藩主・水野重良の三男。正室は与板藩主・牧野康成の娘。幼名は七之丞。通称は縫殿。子のなかった第3代当主の兄・重上の養子となり、寛文12年(1672年)7月28日に第4代将軍・徳川家綱に拝謁し、延宝6年(1678年)12月28日には従五位下隠岐守に叙任。元禄10年(1697年)4月11日には紀州藩邸......