『武田信玄』(たけだしんげん)は、新田次郎の歴史小説。『歴史読本』に1965年5月号から1973年9月号まで連載された。「風の巻」「林の巻」「火の巻」「山の巻」の4巻からなる。第8回吉川英治文学賞受賞作である。「風の巻」「林の巻」は1969年8月、「火の巻」は1971年7月、「山の巻」は1973年11月、それぞれ文藝春秋より刊行された。武田信玄の生涯を、父・信虎の追放(正確にはその決意を固めるきっかけとなった領民の訴え)から、上洛間近での死まで描き、最後は死去から3年後の葬儀の模様で締めくくる。1988年のNHK大河ドラマ『武田信玄』の原作となっている。
『武田信玄』(たけだしんげん)は、新田次郎の歴史小説。『歴史読本』に1965年5月号から1973年9月号まで連載された。「風の巻」「林の巻」「火の巻」「山の巻」の4巻からなる。第8回吉川英治文学賞受賞作である。「風の巻」「林の巻」は1969年8月、「火の巻」は1971年7月、「山の巻」は1973年11月、それぞれ文藝春秋より刊行された。武田信玄の生涯を、父・信虎の追放(正確にはそ......