武公(ぶこう、生年不詳 - 紀元前816年)は、魯の第9代君主。名は敖。真公の弟で、真公の後を受けて魯国の君主となった。在位9年。魯武公9年の春、武公は長子の姫括や末子の姫戲とともに周の宣王の朝見を受けた。宣王は姫戲のことを気に入り、姫戲を魯国の太子に立てようとした。周の樊仲山父が諫めたが宣王は聞き入れず、姫戲を魯国の太子に冊立した。夏、武公はふたりの子とともに帰国し、まもなく世を去った。
武公(ぶこう、生年不詳 - 紀元前816年)は、魯の第9代君主。名は敖。真公の弟で、真公の後を受けて魯国の君主となった。在位9年。魯武公9年の春、武公は長子の姫括や末子の姫戲とともに周の宣王の朝見を受けた。宣王は姫戲のことを気に入り、姫戲を魯国の太子に立てようとした。周の樊仲山父が諫めたが宣王は聞き入れず、姫戲を魯国の太子に冊立した。夏、武公はふたりの子とともに帰国し、まもなく世......