梁 統(りょう とう、生没年不詳)は、中国の新代から後漢時代初期にかけての武将、政治家。字は仲寧。涼州安定郡烏氏県(甘粛省平涼市)の人。河西に勢力を張った新末後漢初の群雄の1人である竇融の片腕と言うべき人物。後に後漢草創期の功臣の1人となった。春秋時代の晋の大夫梁益の末裔。父は梁延。兄は梁巡。子は梁松、梁竦。従弟は梁騰。梁統の祖先は元々は河東郡に居住していたが、梁統の曾祖父梁橋の代(哀帝・平帝の末)に安定に移住した。後漢後期の外戚・権臣である梁冀は、梁統の玄孫(梁竦の曾孫)にあたる。
梁 統(りょう とう、生没年不詳)は、中国の新代から後漢時代初期にかけての武将、政治家。字は仲寧。涼州安定郡烏氏県(甘粛省平涼市)の人。河西に勢力を張った新末後漢初の群雄の1人である竇融の片腕と言うべき人物。後に後漢草創期の功臣の1人となった。春秋時代の晋の大夫梁益の末裔。父は梁延。兄は梁巡。子は梁松、梁竦。従弟は梁騰。梁統の祖先は元々は河東郡に居住していたが、梁統の曾祖父梁橋の......