栗原 信盛(くりはら のぶもり)は、戦国時代の武将。甲斐武田氏の家臣で譜代家老。武田信玄・勝頼に仕える。栗原氏は武田氏の一族。父は伊豆守を称する栗原信重と考えられている。栗原伊豆守の関係史料は天正3年(1575年)を終見とし、伊豆守は同年に日向玄徳斎・小山田昌盛とともに信濃伊那郡の大島城に派遣されている。『甲陽軍鑑』に拠れば、信盛は天正3年(1575年)の長篠の戦いに参加するが、戦わず逃走したとも伝えられる。天正10年(1582年)3月の武田氏滅亡後の動向は不明。同年6月の本能寺の変により甲斐・信濃の武田遺領を巡り「天正壬午の乱」が発生する。この際に、武田......
栗原 信盛(くりはら のぶもり)は、戦国時代の武将。甲斐武田氏の家臣で譜代家老。武田信玄・勝頼に仕える。栗原氏は武田氏の一族。父は伊豆守を称する栗原信重と考えられている。栗原伊豆守の関係史料は天正3年(1575年)を終見とし、伊豆守は同年に日向玄徳斎・小山田昌盛とともに信濃伊那郡の大島城に派遣されている。『甲陽軍鑑』に拠れば、信盛は天正3年(1575年)の長篠の戦いに参加するが、......