板額御前(はんがく ごぜん、生没年不詳)は、平安時代末期から鎌倉時代初期にかけての女性武将。名は『吾妻鏡』(2003年時点で現存する、当該人物が登場するおそらく唯一の一次資料)では「坂額」とされていたが、のちに古浄瑠璃などの文学作品で「板額」と表記され、現代では辞書も含めほぼすべてでこれに準じている。ほかに飯角とも。城資国の娘。兄弟に城資永、城長茂らがいる。日本史における数少ない女武将の一人で、古くから巴御前とともに女傑の代名詞として「巴板額」(ともえ はんがく)と知られてきた。
板額御前(はんがく ごぜん、生没年不詳)は、平安時代末期から鎌倉時代初期にかけての女性武将。名は『吾妻鏡』(2003年時点で現存する、当該人物が登場するおそらく唯一の一次資料)では「坂額」とされていたが、のちに古浄瑠璃などの文学作品で「板額」と表記され、現代では辞書も含めほぼすべてでこれに準じている。ほかに飯角とも。城資国の娘。兄弟に城資永、城長茂らがいる。日本史における数少ない......