村上 一郎(むらかみ いちろう、1920年(大正9年)9月24日 - 1975年(昭和50年)3月29日)は、日本の文芸評論家、歌人、小説家である。日本浪曼派に共感した。東京生まれ。父はホーリネス教会派のクリスチャンだった。栃木県宇都宮市で育つ。1943年東京商科大学(現・一橋大学)卒業後、短期現役士官として海軍に入隊、小島直記らは同期生にあたる。主計大尉として終戦を迎え、戦後は中野重治の一文に感激し日本共産党に入党したが、のち脱党。吉本隆明、谷川雁らとともに雑誌『試行』の編集などをした。だが1975年、武蔵野市の自宅で日本刀により頸動脈を切り自殺を遂げた......
村上 一郎(むらかみ いちろう、1920年(大正9年)9月24日 - 1975年(昭和50年)3月29日)は、日本の文芸評論家、歌人、小説家である。日本浪曼派に共感した。東京生まれ。父はホーリネス教会派のクリスチャンだった。栃木県宇都宮市で育つ。1943年東京商科大学(現・一橋大学)卒業後、短期現役士官として海軍に入隊、小島直記らは同期生にあたる。主計大尉として終戦を迎え、戦後は......