李端(り たん、732年 - 792年)は、中国・唐の詩人。趙州(河北省)の出身。字は正己。若い頃は盧山(ろざん)に住み、釈皎然について学んだ。大暦5年(770年)、進士に及第、校書郎となったが、多病の為辞任して、終南山の草堂寺に住んだ。その後、杭州(浙江省)司馬に任ぜられたが、俗務を好まず、ついに衡山(湖南省衡陽)に移住し、衡岳幽人と称して隠者の生活を送った。大暦十才子の一人。今、『李端詩集』三巻が残っている。作品に、『送劉侍郎(劉侍郎を送る)』(七言絶句)がある。
李端(り たん、732年 - 792年)は、中国・唐の詩人。趙州(河北省)の出身。字は正己。若い頃は盧山(ろざん)に住み、釈皎然について学んだ。大暦5年(770年)、進士に及第、校書郎となったが、多病の為辞任して、終南山の草堂寺に住んだ。その後、杭州(浙江省)司馬に任ぜられたが、俗務を好まず、ついに衡山(湖南省衡陽)に移住し、衡岳幽人と称して隠者の生活を送った。大暦十才子の一人。......