杉本 美和介(すぎもと みわのすけ、生没年不詳)は江戸時代後期から明治時代初期の人物。加賀藩|加賀藩士。初名を駒太郎という。諱は成章。7歳で藩り召しだされ、前田慶寧に仕え、江戸詰めとなる。9歳の折、参勤交代で国元に帰還するが、前藩主前田斉泰|斉泰の正室 溶姫より土産としてからくり人形を拝領する。長じて大小将横目に進み、藩主より左馬介と改名するよう命ぜられるが、従五位の位階に叙爵を受けた者が名乗るものであるという理由からさらに美和介に改名を命ぜられた。書は米菴の子 三次郎に学び、隷書をよくした。天保元年(1830年)から嘉永7年(1854年)まで藩主の側近く......
杉本 美和介(すぎもと みわのすけ、生没年不詳)は江戸時代後期から明治時代初期の人物。加賀藩|加賀藩士。初名を駒太郎という。諱は成章。7歳で藩り召しだされ、前田慶寧に仕え、江戸詰めとなる。9歳の折、参勤交代で国元に帰還するが、前藩主前田斉泰|斉泰の正室 溶姫より土産としてからくり人形を拝領する。長じて大小将横目に進み、藩主より左馬介と改名するよう命ぜられるが、従五位の位階に叙爵を......