本因坊 算悦(ほんいんぼう さんえつ、慶長16年(1611年) - 万治元年9月16日(1658年10月12日))は、江戸時代の囲碁の棋士で、二世本因坊。本姓は杉村。生国は京都。上手。法名は日縁。一世本因坊算砂の臨終において13歳で跡目とされるが、幼年であるという理由で無禄とされた。このため本因坊家は一時中絶することとなる。その後算砂の遺命により中村道碩の後見を受ける。嘉永7年(1630年)20歳の時、病に伏した道碩は算砂より受けていた印可状を引き渡し、算悦の上手(七段)を認めて幕府へ嘆願し、30石を賜って本因坊家再興を許されて二世本因坊となる。正保元年(......
本因坊 算悦(ほんいんぼう さんえつ、慶長16年(1611年) - 万治元年9月16日(1658年10月12日))は、江戸時代の囲碁の棋士で、二世本因坊。本姓は杉村。生国は京都。上手。法名は日縁。一世本因坊算砂の臨終において13歳で跡目とされるが、幼年であるという理由で無禄とされた。このため本因坊家は一時中絶することとなる。その後算砂の遺命により中村道碩の後見を受ける。嘉永7年(......