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未来の二つの顔

推定知名度1.65%15〜75歳男女
推定知名度--%20〜35歳男女

『未来の二つの顔』(みらいのふたつのかお, 原題 The Two Faces of Tomorrow)はジェイムズ・P・ホーガンによるSF小説。1979年に発表された。高度な知性を持ったコンピュータが人類に対して反乱を起こすフランケンシュタイン・コンプレックスを主題としたSF小説や映画は多くあるが、そのほとんどは現実のコンピュータ工学の成果や実情に基づかないファンタジーであった。本作は「人格や意志を持たないコンピュータ(人工知能)がなぜ人類に対して反乱を起こすのか」という古くからある命題に対して、コンピュータ工学的に裏付けられた合理的な解釈を与えている。人工知能に関する漠然とした(しかし根源的な)問いに回答を与えるハードSFであり、ホーガンの代表作のひとつである。謝辞が人工知能学界の大御所であるマーヴィン・ミンスキーに捧げられていることから、現実の人工知能研究による学問的知見が豊富にバックグラウンドとして与えられていることが判る。それが本作を過去の類似作にはないハードSFとして特徴付けている。未来予測的なデバイスも多く登場する。無線ネットワーク接続された個人端末およびそれによる個人追跡、飛行型工作ロボット「ドローン」の定義など、他の作品に多大な影響を与えるとともに、一部の機器は実用化されつつある。

過去の推移