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暗号文単独攻撃

推定知名度0%15〜75歳男女
推定知名度--%20〜35歳男女

暗号文単独攻撃(あんごうぶんたんどくこうげき、ciphertext-only attack、COA)または既知暗号文攻撃(きちあんごうぶんこうげき、known ciphertext attack)とは、暗号解読における攻撃モデルの一つで、攻撃者は暗号文にのみアクセス可能であるという仮定のもとで行われる攻撃である。暗号文から、対応する平文あるいは鍵を導けることができれば、その攻撃は完全に成功したと言える。また、元となる平文の情報を少しでも取得することができれば、それだけでも攻撃は成功と見なされる。例えば、攻撃対象がトラフィック流保護のため暗号文を定期的に送信している場合、本物のメッセージと空のメッセージとを区別できれば非常に有用である。また、本物のメッセージの存在の有無が推測できるというだけでもトラフィック解析の助けとなる。暗号史において、紙とペンとで行われていた初期の暗号は、暗号文だけをもとに破られることがよくあった。暗号分析者は頻度分析などの統計的手法を利用して暗号を破る方法を編み出したが、エニグマのような機械式暗号装置の登場により、このような攻撃は難しくなった(ただし、歴史的には、ポーランドの暗号分析者はプロトコル上の脆弱性を突くことでエニグマに対する暗号文単独攻撃を成功させることができた)。現代の暗号はどれも暗号文単独攻撃への耐性を持つように設計されている。 新しい暗号規格の選定は数年かけて行われるが、剪定作業には大量の暗号文を使用した徹底的なテストが含まれており、これにより暗号文とランダムノイズとが統計的な性質の点で区別できないことを確認する(AES暗号選定プロセスも参照のこと)。また、ステガノグラフィーの分野においては、あるデータに他のデータの統計的性質を取り込むMimic functionなどの手法の開発により一部で発展が見られた。それでもなお、誤った暗号の使用法や、念入りな精査が行われていない自家製の暗号アルゴリズムへの依存のせいで、コンピュータ時代の暗号システムの中にも暗号文単独攻撃の対象となるものが数多く存在する。例を以下に挙げる。* マイクロソフト のPPTP VPNソフトウェアでは、送信側と受信側で同じRC4キーを使用していた(後のバージョンにはまた別の問題がある)。いかなる場合でも、RC4のようなストリーム暗号で同じ鍵を2度使用すれば暗号文単独攻撃を許してしまう。ストリーム

過去の推移