日華基本条約(にっかきほんじょうやく)は、1940年11月30日に日本国と中華民国汪兆銘政権の間で調印された条約である。正式名称は日本国中華民国間基本関係ニ関スル条約。この条約により日本は汪兆銘政権を中国中央政府として正式承認。両国の間に互惠関係を結び、善隣友好、共同防共、経済提携などの実を上げることが強調された。また日清通商航海条約などの不平等条約も正式に破棄されたが、同時に日本軍の蒙疆及び華北への駐留が認められ、付属議定書などでは日本人顧問の汪兆銘政権への採用なども定められている。なお同日、主に満洲国と汪兆銘政権の関係を結ぶために、日本、満洲国、汪兆銘......
日華基本条約(にっかきほんじょうやく)は、1940年11月30日に日本国と中華民国汪兆銘政権の間で調印された条約である。正式名称は日本国中華民国間基本関係ニ関スル条約。この条約により日本は汪兆銘政権を中国中央政府として正式承認。両国の間に互惠関係を結び、善隣友好、共同防共、経済提携などの実を上げることが強調された。また日清通商航海条約などの不平等条約も正式に破棄されたが、同時に日......