摂津 晴門(せっつ はるかど、生没年不詳)は、室町幕府の幕臣。第12代将軍・足利義晴より偏諱を受け晴直(はるなお)、のち晴門を名乗る。義晴の子である第13代将軍・足利義輝と第15代将軍・足利義昭の兄弟に家臣として仕える。鎌倉幕府の時代からその崩壊後、さらに南北朝時代を経て室町幕府にも参画していた中原氏の一族であり、元は摂津守に叙任されていたことから氏族の名を摂津へと改めた摂津氏末裔の一人である。13代将軍・足利義輝は義理の従兄弟に当たり、永禄7年(1564年)には敵対していた政所執事の伊勢貞孝に代わって、新たな政所執事として起用される。だが、その翌年には永......
摂津 晴門(せっつ はるかど、生没年不詳)は、室町幕府の幕臣。第12代将軍・足利義晴より偏諱を受け晴直(はるなお)、のち晴門を名乗る。義晴の子である第13代将軍・足利義輝と第15代将軍・足利義昭の兄弟に家臣として仕える。鎌倉幕府の時代からその崩壊後、さらに南北朝時代を経て室町幕府にも参画していた中原氏の一族であり、元は摂津守に叙任されていたことから氏族の名を摂津へと改めた摂津氏末......