張 蒼(ちょう そう、? - 紀元前152年)は、秦から前漢にかけての人。陽武の人。書を好み律暦に詳しかった。秦においては御史となり、四方からの文書を司っていた。しかし罪があって逃亡し、故郷に帰っていたところ、沛公(劉邦)が陽武を通過し、張蒼は沛公の客となって南陽攻めに参加した。そこで罪があって斬刑にされるところを、彼が背が高く丸々と太っているのを見てただ者ではないと感じた王陵が沛公に助命嘆願し、許された。その後も劉邦に従った。陳余が恒山王張耳を追い出して張耳が劉邦を頼ると、漢王劉邦は張蒼を常山郡守とした。その後韓信に従って陳余を攻めて、陳余を捕獲した。趙......
張 蒼(ちょう そう、? - 紀元前152年)は、秦から前漢にかけての人。陽武の人。書を好み律暦に詳しかった。秦においては御史となり、四方からの文書を司っていた。しかし罪があって逃亡し、故郷に帰っていたところ、沛公(劉邦)が陽武を通過し、張蒼は沛公の客となって南陽攻めに参加した。そこで罪があって斬刑にされるところを、彼が背が高く丸々と太っているのを見てただ者ではないと感じた王陵が......