張 善継（ちょう ぜんけい、''Zhang Shanji''、1813年 ‐ 1861年）は、清末の山東省の白蓮教徒の乱の指導者。山東省臨清（現在の河北省邱県）出身。代々白蓮教を伝えてきた家に生まれ、教主として数多くの門徒を擁していた。1861年3月、官府の圧迫に堪えかねて、弟子の楊泰らとともに白蓮教軍を組織して挙兵した。張善継は白蓮教軍の総首領に推され、黄・紅・白・緑・黒の五旗軍制を定め、「黄天聖主」と称して皇帝を名乗った。白蓮教軍はたちまち10余りの城を破り、山東省・直隷省・河南省を転戦した。これに対して清は勝保を派遣して、包囲体勢をとった。夏ごろから......
張 善継（ちょう ぜんけい、''Zhang Shanji''、1813年 ‐ 1861年）は、清末の山東省の白蓮教徒の乱の指導者。山東省臨清（現在の河北省邱県）出身。代々白蓮教を伝えてきた家に生まれ、教主として数多くの門徒を擁していた。1861年3月、官府の圧迫に堪えかねて、弟子の楊泰らとともに白蓮教軍を組織して挙兵した。張善継は白蓮教軍の総首領に推され、黄・紅・白・緑・黒の五旗......
