崇実(すうじつ、チュンシ、ᠴᡠᠩ ᡧᡞ 転写:Cung-ši、''Chongshi''、1820年 - 1876年)は、清朝の官僚。字は子華。満州鑲黄旗人で、金の皇室ワンギャ氏(Wanggiya hala、完顔氏)の末裔。河道総督麟慶(リンクイ)の子で三口通商大臣の崇厚(チュンホウ)は弟に当たる。道光30年(1850年)に進士となり、翰林院庶吉士、侍講学士、内閣学士、戸部侍郎、工部侍郎などを歴任した。咸豊9年(1859年)、駐蔵弁事大臣に任命され、任地に赴く途中に四川総督代理を命じられた。当時の四川省では李永和・藍朝鼎らの蜂起軍が雲南省から侵入し、勢力をふ......
崇実(すうじつ、チュンシ、ᠴᡠᠩ ᡧᡞ 転写:Cung-ši、''Chongshi''、1820年 - 1876年)は、清朝の官僚。字は子華。満州鑲黄旗人で、金の皇室ワンギャ氏(Wanggiya hala、完顔氏)の末裔。河道総督麟慶(リンクイ)の子で三口通商大臣の崇厚(チュンホウ)は弟に当たる。道光30年(1850年)に進士となり、翰林院庶吉士、侍講学士、内閣学士、戸部侍郎、工......