山本 旗郎(やまもと はたろう)は、江戸時代末期(幕末)の土佐藩士。京都鴨川松原河原にて、水戸藩京師警衛指揮役住谷寅之介を暗殺するが、1870年(明治3年)、住谷の長男・次男らによって東京神田筋違見附で仇討ちされた。1873年(明治6年)2月7月に仇討ちが禁止される前の、合法的な仇討ちである。なお、武熊武編『水戸藩末史料』(1902)によれば、「山本旗太郎」と記録する。住谷殺害時には何者の所業か不明であったことと、帯刀類が奪われていたことを伝えるが、後日判明して復讐(仇討ち)が行なわれたとする。
山本 旗郎(やまもと はたろう)は、江戸時代末期(幕末)の土佐藩士。京都鴨川松原河原にて、水戸藩京師警衛指揮役住谷寅之介を暗殺するが、1870年(明治3年)、住谷の長男・次男らによって東京神田筋違見附で仇討ちされた。1873年(明治6年)2月7月に仇討ちが禁止される前の、合法的な仇討ちである。なお、武熊武編『水戸藩末史料』(1902)によれば、「山本旗太郎」と記録する。住谷殺害時......