宮城 与徳(正字:宮城 與德、みやぎ よとく、1903年2月10日 - 1943年8月2日)は、日本の洋画家、左翼運動家、社会運動家。「南龍一」と名乗り、ゾルゲ諜報団に参加した。ソ連のスパイとしてゾルゲ事件に関与して逮捕され、拘留先で病死した。沖縄県国頭郡名護町東江(現・名護市)に生まれる。父の与正は1904年にはフィリピンで道路工事に従事し、1905年にはハワイ、さらに1906年には渡米してカリフォルニア州に移住した。このため、母方の祖父母に預けられて育つ。小学校時代、担任教師の影響で絵に興味を持つ。高等小学校1年生の時に、描いた絵が東京の展覧会に入選し......
宮城 与徳(正字:宮城 與德、みやぎ よとく、1903年2月10日 - 1943年8月2日)は、日本の洋画家、左翼運動家、社会運動家。「南龍一」と名乗り、ゾルゲ諜報団に参加した。ソ連のスパイとしてゾルゲ事件に関与して逮捕され、拘留先で病死した。沖縄県国頭郡名護町東江(現・名護市)に生まれる。父の与正は1904年にはフィリピンで道路工事に従事し、1905年にはハワイ、さらに1906......