安部 信宝(あんべ のぶたか)は、武蔵岡部藩の第12代藩主。天保10年(1839年)、第11代藩主・安部信古の長男として生まれる。天保13年(1842年)12月25日、父信古が死去したため、家督を継いだ。嘉永3年(1850年)3月15日、将軍徳川家慶に拝謁した。嘉永6年11月7日、従五位下摂津守に叙任する。安政5年7月12日、河内守に改め、安政6年9月11日、摂津守に改めた。当時の岡部藩では、幕府から罪人と見なされた高島秋帆を預かっていたが、信宝は秋帆を丁重に用いて西洋砲術を学び、藩軍の刷新を図っている。嘉永7年4月、日光祭礼奉行を命じられる。安政5年(1......
安部 信宝(あんべ のぶたか)は、武蔵岡部藩の第12代藩主。天保10年(1839年)、第11代藩主・安部信古の長男として生まれる。天保13年(1842年)12月25日、父信古が死去したため、家督を継いだ。嘉永3年(1850年)3月15日、将軍徳川家慶に拝謁した。嘉永6年11月7日、従五位下摂津守に叙任する。安政5年7月12日、河内守に改め、安政6年9月11日、摂津守に改めた。当時......