安倍 有世(あべ の ありよ、嘉暦2年(1327年)- 応永12年1月29日(1405年2月28日))は、南北朝時代から室町時代初期にかけての陰陽師・公卿。安倍晴明の14代目の子孫にあたる。大炊権助・安倍泰吉の子。息子に泰継(のち有盛)・有仲(のち有重)がいる。官位は従二位・刑部卿。陰陽師として初めて公卿の地位に昇り、後の土御門家の基礎を築いたため、「土御門有世」と書かれた書物もあるが、土御門家が実際に成立したのは室町時代後期と言われており、有世を「土御門」と呼称する事は誤りである。
安倍 有世(あべ の ありよ、嘉暦2年(1327年)- 応永12年1月29日(1405年2月28日))は、南北朝時代から室町時代初期にかけての陰陽師・公卿。安倍晴明の14代目の子孫にあたる。大炊権助・安倍泰吉の子。息子に泰継(のち有盛)・有仲(のち有重)がいる。官位は従二位・刑部卿。陰陽師として初めて公卿の地位に昇り、後の土御門家の基礎を築いたため、「土御門有世」と書かれた書物も......