女娃(じょあ、じょあい)は古代中国の神女乃至は女神。『山海経』北山経に拠れば天帝の1柱として南方を守護する炎帝神農氏の少女(末女)で、東海地方(推定現中華人民共和国山東地方辺の黄海沿岸部)を遊歴中に海に溺死し、その恨みを晴らすべく鳥と化して太行山脈に属す現中華人民共和国山西省の発鳩山(はつきゅうさん)に棲み、東海を埋めんと周囲の山から木石を銜え運んで海中に投下するようになったといい、化した後の姿は烏に似て頭に文様があり嘴は白く足は赤く、「セイエイ、セイエイ」と鳴くが為に精衛(せいえい)と名付けられたという。『述異記』はこれを承け、彼女の化した精衛が帝女雀(......
女娃(じょあ、じょあい)は古代中国の神女乃至は女神。『山海経』北山経に拠れば天帝の1柱として南方を守護する炎帝神農氏の少女(末女)で、東海地方(推定現中華人民共和国山東地方辺の黄海沿岸部)を遊歴中に海に溺死し、その恨みを晴らすべく鳥と化して太行山脈に属す現中華人民共和国山西省の発鳩山(はつきゅうさん)に棲み、東海を埋めんと周囲の山から木石を銜え運んで海中に投下するようになったとい......