奉天市地下鉄道(ほうてんしちかてつどう)は、満州国奉天省奉天市(現在の中華人民共和国遼寧省瀋陽市)の中心部及び郊外に敷設が計画されていた地下鉄路線。1940年に委託を受けた大阪市電気局(現在の大阪市交通局)が計画を立てたもので、実現すれば満州国内のみならず中国大陸初の地下鉄となるはずであった。しかし計画より先へ話が進まず、終戦と満州国崩壊により実現することなく未成線となった。なお運行事業者は明確に記されていないが、建設規約の中で「奉天市の徽章」を車輛に標記するとしており、奉天市が事業者として予定されていたことが分かる。
奉天市地下鉄道(ほうてんしちかてつどう)は、満州国奉天省奉天市(現在の中華人民共和国遼寧省瀋陽市)の中心部及び郊外に敷設が計画されていた地下鉄路線。1940年に委託を受けた大阪市電気局(現在の大阪市交通局)が計画を立てたもので、実現すれば満州国内のみならず中国大陸初の地下鉄となるはずであった。しかし計画より先へ話が進まず、終戦と満州国崩壊により実現することなく未成線となった。なお......