大英寺(だいえいじ)は、長野県長野市松代町松代(表柴町)にある浄土宗の寺院。山号は皓月山。小松姫の菩提寺。現在の本堂はもと大蓮院(小松姫)霊屋で、真田氏の霊屋の中では最も古く最大級のもの。桁行5間、梁間5間、入母屋造り桟瓦葺で周縁を回してあったが、今は背面の部分を取り除いている。内部は2間通りを外陣とし、内外陣境に円柱を立て、柱上には出組の組物をおき、内外陣とも鏡天井である。鏡天井は三村晴山の筆である。柱・組物は極彩色を施し豪華である。三十六歌仙図は狩野隼人正の筆で、大蓮院の娘・西台院の寄進によるものである。この寺には小松姫の遺品が多く残されている。
大英寺(だいえいじ)は、長野県長野市松代町松代(表柴町)にある浄土宗の寺院。山号は皓月山。小松姫の菩提寺。現在の本堂はもと大蓮院(小松姫)霊屋で、真田氏の霊屋の中では最も古く最大級のもの。桁行5間、梁間5間、入母屋造り桟瓦葺で周縁を回してあったが、今は背面の部分を取り除いている。内部は2間通りを外陣とし、内外陣境に円柱を立て、柱上には出組の組物をおき、内外陣とも鏡天井である。鏡天......