大武神王(たいぶしんおう、4年 - 44年)は、高句麗の第3代の王(在位:18年 - 44年)であり、大解朱留王、大朱留王ともいう。先代の瑠璃明王の3番目の男子であり、姓は高、諱は無恤(ぶじゅつ、ムヒュル)。『魏書』高句麗伝には「朱蒙死,閭達代立。閭達死,子如栗代立。如栗死,子莫來代立」とあり、『三国史記』の伝える系譜とは異なりを見せる。治世中に周辺部族へ侵攻して高句麗の領域を拡張しており、初期の高句麗においてその基礎を築いたと言ってもよい人物である。
大武神王(たいぶしんおう、4年 - 44年)は、高句麗の第3代の王(在位:18年 - 44年)であり、大解朱留王、大朱留王ともいう。先代の瑠璃明王の3番目の男子であり、姓は高、諱は無恤(ぶじゅつ、ムヒュル)。『魏書』高句麗伝には「朱蒙死,閭達代立。閭達死,子如栗代立。如栗死,子莫來代立」とあり、『三国史記』の伝える系譜とは異なりを見せる。治世中に周辺部族へ侵攻して高句麗の領域を拡......