大内 弘茂(おおうち ひろしげ)は、室町時代前期の武将、守護大名。周防・長門守護。大内氏第9代当主大内弘世の七男で兄に義弘、満弘、盛見、弟に道通など。新介と称する。周防介。応永6年(1399年)、応永の乱で長兄義弘に従って堺に籠城したが、兄が室町幕府3代将軍足利義満率いる幕府軍の火攻めにあって戦死したため、その軍門に降った。義満は戦後の大内氏に対する処罰として、豊前・石見・和泉・紀伊を没収すると同時に、弘茂が義満に臣従することを条件として家督相続と周防・長門二ヶ国の所領のみ安堵した。なお、新介の名乗りは大内氏の後継者の名乗りで、義弘が在世中から名乗っていた......
大内 弘茂(おおうち ひろしげ)は、室町時代前期の武将、守護大名。周防・長門守護。大内氏第9代当主大内弘世の七男で兄に義弘、満弘、盛見、弟に道通など。新介と称する。周防介。応永6年(1399年)、応永の乱で長兄義弘に従って堺に籠城したが、兄が室町幕府3代将軍足利義満率いる幕府軍の火攻めにあって戦死したため、その軍門に降った。義満は戦後の大内氏に対する処罰として、豊前・石見・和泉・......