国分寺(こくぶんじ)は、奈良県橿原市北八木2丁目にある浄土宗の寺院。山号は勝満山、別名は満法院(まんぽういん)。本尊の阿弥陀如来像および寺宝の十一面観音立像(重要文化財)は平安時代の作品とされている(ただし、十一面観音立像は元は延命院のものであったという)。江戸時代には高取藩の手厚い保護を受けた。宝暦11年(1761年)建立の本堂は平成15年(2003年)に焼失したが、重要文化財の仏像は収蔵庫に安置されていたため無事であった。『寺田一生録』でその存在を辿れるのは天正年間までであるが、江戸時代に書かれた『大和志』で延喜式に記された大和国国分寺を通説であった東......
国分寺(こくぶんじ)は、奈良県橿原市北八木2丁目にある浄土宗の寺院。山号は勝満山、別名は満法院(まんぽういん)。本尊の阿弥陀如来像および寺宝の十一面観音立像(重要文化財)は平安時代の作品とされている(ただし、十一面観音立像は元は延命院のものであったという)。江戸時代には高取藩の手厚い保護を受けた。宝暦11年(1761年)建立の本堂は平成15年(2003年)に焼失したが、重要文化財......