周 大荒(しゅう だいこう)は中華民国の政治家・官僚・作家。小説『反三国志』を書いたことで知られる。湖南公立法政学校を卒業し、1912年に司法官となり、のちに天津高等検察庁の書記官を務める。その後、官僚として活躍するとともに、「正義報」や「民徳報」の文芸欄主筆に就任する。また、孫文に影響を受け、「中国革命同盟会」の一員としても活躍した。後年は、地方の小軍閥の幕僚などを務めたといわれるが、その没年については詳細不明である。地方の小軍閥の幕僚を務めていた1920年代に、北京市内の古書店で購入した「三国旧志」なる怪しい内容の古文書(筆者による創作または偽書と思わ......
周 大荒(しゅう だいこう)は中華民国の政治家・官僚・作家。小説『反三国志』を書いたことで知られる。湖南公立法政学校を卒業し、1912年に司法官となり、のちに天津高等検察庁の書記官を務める。その後、官僚として活躍するとともに、「正義報」や「民徳報」の文芸欄主筆に就任する。また、孫文に影響を受け、「中国革命同盟会」の一員としても活躍した。後年は、地方の小軍閥の幕僚などを務めたといわ......