告子(こくし、生没年不詳)は中国の戦国時代の思想家。名は不害。書物は散逸したが、孟子との論争が残されている。告子は、人の性には善もなく不善もなく、そのため文王や武王のような明君が現れると民は善を好むようになり、幽王や厲王のような暗君が現れると民は乱暴を好むようになると説き、またある人は、性が善である人もいれば不善である人もいると説いた。(「性無記説」または「性白紙説」)
告子(こくし、生没年不詳)は中国の戦国時代の思想家。名は不害。書物は散逸したが、孟子との論争が残されている。告子は、人の性には善もなく不善もなく、そのため文王や武王のような明君が現れると民は善を好むようになり、幽王や厲王のような暗君が現れると民は乱暴を好むようになると説き、またある人は、性が善である人もいれば不善である人もいると説いた。(「性無記説」または「性白紙説」)