厳 武(げん ぶ、? - ?)は、中国三国時代の呉の人物。字は子卿。従父は厳畯。『三国志』呉書趙達伝注に引く『呉録』に略伝がある。「 八絶(江南八絶)」の一人。囲碁に巧みで、その技量に並ぶものがいなかったという。後の時代に葛洪が抱朴子の「辨問」にて、「世の中には人によっては、普通の人が及ばない技量を持つ者は『聖』と呼ばれる。したがって囲棋(囲碁)の比類なき使い手は、『棋聖』といわれている。故に、厳子卿(厳武)と馬綏明は正にそうであり、現在に至るまで『棋聖』という名をほしいままにしている。」と述べている。また弈旦評では、 「人中に龍あり、呉の厳子卿(厳武)・......
厳 武(げん ぶ、? - ?)は、中国三国時代の呉の人物。字は子卿。従父は厳畯。『三国志』呉書趙達伝注に引く『呉録』に略伝がある。「 八絶(江南八絶)」の一人。囲碁に巧みで、その技量に並ぶものがいなかったという。後の時代に葛洪が抱朴子の「辨問」にて、「世の中には人によっては、普通の人が及ばない技量を持つ者は『聖』と呼ばれる。したがって囲棋(囲碁)の比類なき使い手は、『棋聖』といわ......