印牧 広次(かねまき ひろつぐ、生没年不詳)は、室町時代末期の武将である。通称を新右衛門尉と言う。越前の朝倉孝景(英林孝景)に仕えており、優れた武将であるとともに、文官としての才もあった。幻雲文集(「続群書類従」所収)によれば、「居越州府。以司国務。」とあり、政務を見る一方、「膂力絶人。勇功盖國。」などと武人としても賞賛されている。文明7年2月14日の犬山城での合戦で手柄を立てている(「文明乙未二月十四日。於州之大山合戦。」幻雲文集内印牧廣次書後、「同七年乙未二月十四日夜大野犬山夜討、印牧忠節」当国御陳之次第)。
印牧 広次(かねまき ひろつぐ、生没年不詳)は、室町時代末期の武将である。通称を新右衛門尉と言う。越前の朝倉孝景(英林孝景)に仕えており、優れた武将であるとともに、文官としての才もあった。幻雲文集(「続群書類従」所収)によれば、「居越州府。以司国務。」とあり、政務を見る一方、「膂力絶人。勇功盖國。」などと武人としても賞賛されている。文明7年2月14日の犬山城での合戦で手柄を立てて......