占城稲(せんじょうとう、チャンパとう)は、チャンパ(現在のベトナム南部)を原産地とする収穫量の多い早稲で、小粒で細長だが虫害や日照りに強い品種の稲である。その米は「占城(チャンパ)米」の呼称で知られ、宋代の中国で盛んに栽培され、日本では大唐米(だいとうまい)とも呼ばれている。この種が普及したため、長江下流の江浙地方が米作の中心地となった。
占城稲(せんじょうとう、チャンパとう)は、チャンパ(現在のベトナム南部)を原産地とする収穫量の多い早稲で、小粒で細長だが虫害や日照りに強い品種の稲である。その米は「占城(チャンパ)米」の呼称で知られ、宋代の中国で盛んに栽培され、日本では大唐米(だいとうまい)とも呼ばれている。この種が普及したため、長江下流の江浙地方が米作の中心地となった。