卓敬(たくけい、? - 1402年)は、明の重臣。字は惟恭(いきょう)。瑞安(浙江省瑞安市)の出身。1388年に進士となり、朱元璋に仕えた。後に兵部侍郎(陸軍大臣次官)、戸部侍郎(大蔵次官)を歴任した。1398年からは建文帝に仕え、朱元璋没後の翌月には「諸王の実力を抑え、将来の禍根を断つようにご叡段下さい」と上奏した。1399年からの靖難の変では建文帝を終始支持した。1402年に応天府(南京)が落とされると永楽帝に捕縛された。永楽帝はその実力を任用したかったので助命しようとしたが、卓敬は応じず刑死を選んだ。
卓敬(たくけい、? - 1402年)は、明の重臣。字は惟恭(いきょう)。瑞安(浙江省瑞安市)の出身。1388年に進士となり、朱元璋に仕えた。後に兵部侍郎(陸軍大臣次官)、戸部侍郎(大蔵次官)を歴任した。1398年からは建文帝に仕え、朱元璋没後の翌月には「諸王の実力を抑え、将来の禍根を断つようにご叡段下さい」と上奏した。1399年からの靖難の変では建文帝を終始支持した。1402年に......