凌 十八(りょう じゅうはち、''Ling Shiba''、1819年 - 1852年)は、清末の民衆反乱の指導者。本名は凌才錦。広東省信宜県燕古出身。1849年に広西省桂平県金田村で拝上帝会に入信し、故郷で布教活動を行って、信者を増やした。1851年1月、拝上帝会が太平天国の乱を起こすと、凌十八も合流すべく2~3千人の群衆を率いて信宜から金田村に向かった。凌十八軍が広西省に入った時に、太平天国軍は清軍と大湟江口で戦って武宣に移動していた。凌十八は太平天国軍が敗れたとの誤報を得て、鬱林を占拠して根拠地とすることを決定し、鬱林を包囲した。広西巡撫周天爵が鬱林......
凌 十八(りょう じゅうはち、''Ling Shiba''、1819年 - 1852年)は、清末の民衆反乱の指導者。本名は凌才錦。広東省信宜県燕古出身。1849年に広西省桂平県金田村で拝上帝会に入信し、故郷で布教活動を行って、信者を増やした。1851年1月、拝上帝会が太平天国の乱を起こすと、凌十八も合流すべく2~3千人の群衆を率いて信宜から金田村に向かった。凌十八軍が広西省に入っ......