円通寺(えんつうじ)は、兵庫県豊岡市にある臨済宗南禅寺派の中本山である。沢庵が滞在し、また赤穂浪士の大石良雄の次男・大石吉之進が出家した寺で知られる。別名あじさい寺。1389年(元中6年)、但馬守護山名時義・時熙(時熈)父子が、高僧月菴宗光禅師を招いて円通寺を創建。最盛期には2院と36の塔頭、14の末寺を有していた。境内には参道や日本庭園などに約五千株のアジサイが植えられており、毎年6月下旬に当山で「須谷あじさいまつり」が開催される。
円通寺(えんつうじ)は、兵庫県豊岡市にある臨済宗南禅寺派の中本山である。沢庵が滞在し、また赤穂浪士の大石良雄の次男・大石吉之進が出家した寺で知られる。別名あじさい寺。1389年(元中6年)、但馬守護山名時義・時熙(時熈)父子が、高僧月菴宗光禅師を招いて円通寺を創建。最盛期には2院と36の塔頭、14の末寺を有していた。境内には参道や日本庭園などに約五千株のアジサイが植えられており、......