井上玄覚因碩(いのうえ げんかくいんせき、慶長10年(1605年) - 延宝元年(1673年)1月14日)は、江戸時代の囲碁棋士で、家元井上家の二世井上因碩。古因碩とも呼ばれる。山城国出身、上手。二世名人中村道碩の弟子で、寛永7年(1630年)に死に臨んだ道碩が禄の相続を願い出て、これを継いだ。その後、碁打衆の禄は徳川幕府より家禄とされるようになり、因碩の死後に本因坊道策の弟の道砂が井上家を継いだ。これにより、玄覚は一世井上因碩とされるが、井上幻庵因碩の時に道碩を井上家一世とする家系書き換えがなされ、以降玄覚は井上家二世と記される。1624-30年頃に禁裏......
井上玄覚因碩(いのうえ げんかくいんせき、慶長10年(1605年) - 延宝元年(1673年)1月14日)は、江戸時代の囲碁棋士で、家元井上家の二世井上因碩。古因碩とも呼ばれる。山城国出身、上手。二世名人中村道碩の弟子で、寛永7年(1630年)に死に臨んだ道碩が禄の相続を願い出て、これを継いだ。その後、碁打衆の禄は徳川幕府より家禄とされるようになり、因碩の死後に本因坊道策の弟の道......