久下 時重(くげ ときしげ、生没年不詳)は、鎌倉時代末期の武士。通称は弥三郎。玉巻城主。久下重継の嫡男。弟に中村長重、新屋長之。子に貞重、池谷頼直、中村重基、幸興、岡本基行がいる。元弘3年(1333年)、足利尊氏が丹波篠村八幡宮で鎌倉幕府へ反旗を翻し挙兵すると、時重は250騎を率いて真っ先に馳せ参じる。(「太平記 巻九 足利殿着御篠村則国人馳参事」)幕府滅亡、建武の新政を経て、南北朝の動乱が勃発した際も、時重は尊氏に属し北朝方として行動する。時重は建武3年(1336年)1月8日、法華山寺に布陣し、西北の山陰道方面の守りを担う南朝方の二条師基を打ち破り大枝山......
久下 時重(くげ ときしげ、生没年不詳)は、鎌倉時代末期の武士。通称は弥三郎。玉巻城主。久下重継の嫡男。弟に中村長重、新屋長之。子に貞重、池谷頼直、中村重基、幸興、岡本基行がいる。元弘3年(1333年)、足利尊氏が丹波篠村八幡宮で鎌倉幕府へ反旗を翻し挙兵すると、時重は250騎を率いて真っ先に馳せ参じる。(「太平記 巻九 足利殿着御篠村則国人馳参事」)幕府滅亡、建武の新政を経て、南......