不動院(ふどういん)は、千葉県山武市成東にある真言宗智山派の寺院。山号は成東山。寺号は長勝寺。元々は下横地村(現在の山武市下横地)にあった円頓寺の末寺である。標高30mの石塚山(石塚の森)の中腹の岩石上に本堂があり、入母屋造瓦葺き、間口三間、奥行四間、欄干・回廊をめぐらした懸崖造り(朱塗り)で、石積みの基壇の上に本堂内陣まで貫通している通し柱2本を含め26本の柱によって支えられている。天平3年(731年)行基が東国巡錫の折、不動明王の尊像を刻み海難除けを祈願し開基したとされ、その後平安時代の初め弘法大師が関東教化の折、現在の場所に移し建立して民衆救護のため......
不動院(ふどういん)は、千葉県山武市成東にある真言宗智山派の寺院。山号は成東山。寺号は長勝寺。元々は下横地村(現在の山武市下横地)にあった円頓寺の末寺である。標高30mの石塚山(石塚の森)の中腹の岩石上に本堂があり、入母屋造瓦葺き、間口三間、奥行四間、欄干・回廊をめぐらした懸崖造り(朱塗り)で、石積みの基壇の上に本堂内陣まで貫通している通し柱2本を含め26本の柱によって支えられて......