レイス(''Wraith'' )はロールス・ロイスが1938年から1939年に製造した高級車である。名称は「幽霊」「生霊」を意味する語(スコットランドの語)。前輪独立懸架などファントムIIIで取り入れた大胆な設計を25/30HPクラスに応用した車種で、「25/30HPの後継車種」であるとともに「ファントムIIIの小型版」とも見ることができる。25/30HPではギアレバーやハンドブレーキレバーが運転席ドア側にあり、乗り降りの際に足下を掬われる危険があったが、これがずっと手元近くに移動され、安全になった。<!--
レイス(''Wraith'' )はロールス・ロイスが1938年から1939年に製造した高級車である。名称は「幽霊」「生霊」を意味する語(スコットランドの語)。前輪独立懸架などファントムIIIで取り入れた大胆な設計を25/30HPクラスに応用した車種で、「25/30HPの後継車種」であるとともに「ファントムIIIの小型版」とも見ることができる。25/30HPではギアレバーやハンドブ......