ロケット中型揚陸艦()は、アメリカ海軍が運用していた揚陸艦の艦種。水陸両用作戦においては、上陸戦に先立っての制圧射撃などの火力支援が必要となる。これには戦艦や巡洋艦などによる艦砲射撃も重要であるが、第二次世界大戦後半に入って、アメリカ海軍は専用艦種の整備を計画した。設計はLSM-1級中型揚陸艦をもとにしている。これは艦型が手頃であり、また一層の上甲板を架してバウランプ・バウドアを閉鎖すれば露天の車両甲板を広大な艦内区画に転用できることが買われたものであった。最初に建造されたLSM(R)-188級は、ほぼこの通りの設計に基づいて、建造途上のLSM-1級を改装......
ロケット中型揚陸艦()は、アメリカ海軍が運用していた揚陸艦の艦種。水陸両用作戦においては、上陸戦に先立っての制圧射撃などの火力支援が必要となる。これには戦艦や巡洋艦などによる艦砲射撃も重要であるが、第二次世界大戦後半に入って、アメリカ海軍は専用艦種の整備を計画した。設計はLSM-1級中型揚陸艦をもとにしている。これは艦型が手頃であり、また一層の上甲板を架してバウランプ・バウドアを......