『レッド』(Red)は、1974年に発表されたキング・クリムゾンのアルバム。1973年の『太陽と戦慄』以来、リーダーのロバート・フリップ、ジョン・ウェットン、ビル・ブルーフォードの3人が核となって活動した時期の最終作にあたり、本作を以て第1期キング・クリムゾンは解散となる。本作の表題曲「レッド」はディストーション・ギターのハードなリフを前面に押し出した重厚な曲で、従来のキング・クリムゾンの音楽性とは趣向の変化を見せている。即興曲の「プロヴィデンス」はアメリカのパレスシアターで行なわれた1974年6月30日のライブ録音。「スターレス」は初期の「エピタフ」や「......
『レッド』(Red)は、1974年に発表されたキング・クリムゾンのアルバム。1973年の『太陽と戦慄』以来、リーダーのロバート・フリップ、ジョン・ウェットン、ビル・ブルーフォードの3人が核となって活動した時期の最終作にあたり、本作を以て第1期キング・クリムゾンは解散となる。本作の表題曲「レッド」はディストーション・ギターのハードなリフを前面に押し出した重厚な曲で、従来のキング・ク......