モルモー(Μορμώ, ''Mormō'')、モルモリュケー(Μορμολύκη, ''Mormolykē''、「牝狼モルモー」の意)、あるいはモルモーン(Μορμών, ''Mormōn'')は、ギリシア神話に登場する女性の姿をした吸血鬼の一種。冥界の女神ヘカテーにエンプーサ|エムプーサと共に仕えており、ヘカテーに捧げられた祈祷文にもゴルゴーン|ゴルゴーと共にその名が挙げられている。元々神話中ではラミアーやゲローと同類の女性の姿をした怪物とされており、元はライストリューゴーン族の女王で、己の子を失った悲しみのあまり他人の子を殺そうとするのだともいわれてい......
モルモー(Μορμώ, ''Mormō'')、モルモリュケー(Μορμολύκη, ''Mormolykē''、「牝狼モルモー」の意)、あるいはモルモーン(Μορμών, ''Mormōn'')は、ギリシア神話に登場する女性の姿をした吸血鬼の一種。冥界の女神ヘカテーにエンプーサ|エムプーサと共に仕えており、ヘカテーに捧げられた祈祷文にもゴルゴーン|ゴルゴーと共にその名が挙げられて......