皇太極(ホンタイジ、ᡥᠣᠩᡨᠠᡳᠵᡳ 転写:Hong taiji)は、清(後金)の第2代皇帝。君主としての称号は満州語でスレ・ハン(Sure han)、モンゴル語でセチェン・ハーン。皇太極は皇太子、黄台吉とも表記される。三田村泰助は明の陳仁錫『山海紀聞』や李朝の『朝鮮王朝実録』の「仁祖実録」などを根拠に、本名は「ヘカン」であったとする説を提示している。皇太子とも表記されることから、ヌルハチの生前から後継者と目されていたと考える向きもあるが、ヌルハチが死の際にそれに触れていないことと矛盾する。ヌルハチは自分を部族連合体の長であるとしか考えていなかったので、後......
皇太極(ホンタイジ、ᡥᠣᠩᡨᠠᡳᠵᡳ 転写:Hong taiji)は、清(後金)の第2代皇帝。君主としての称号は満州語でスレ・ハン(Sure han)、モンゴル語でセチェン・ハーン。皇太極は皇太子、黄台吉とも表記される。三田村泰助は明の陳仁錫『山海紀聞』や李朝の『朝鮮王朝実録』の「仁祖実録」などを根拠に、本名は「ヘカン」であったとする説を提示している。皇太子とも表記されることから......