画像引用元: upload.wikimedia.orgホウ化プルトニウム
推定知名度0%15〜75歳男女
推定知名度--%20〜35歳男女
ホウ化プルトニウム (Plutonium borides) はプルトニウムとホウ素からなる無機化合物で、数種類が知られている。特に区別しないときは PuB<sub>x</sub> と書かれる。いずれも減圧された不活性雰囲気中では粉末状である。PuB (一ホウ化プルトニウム)はホウ素の分量を40-70%の範囲として1200に加熱することで生成する。Pu-Bの結合長は 2.46 Å で、TiB、 ZrB、HfBと同様に塩化ナトリウム型構造をとる。PuB の存在についてはさまざまな議論がなされた。PuB<sub>2</sub> (二ホウ化プルトニウム) は800で生成し、多くの金属ホウ化物と同様の構造をとる。ホウ素の分量を70–85%の範囲にして1200に加熱すると PuB<sub>4</sub> (四ホウ化プルトニウム) と PuB<sub>6</sub> (六ホウ化プルトニウム) の混合物が生成し、温度を上げると PuB<sub>6</sub> の割合が増加する。PuB<sub>4</sub> はUB<sub>4</sub> と同様に四面体構造をとり、PuB<sub>6</sub> は他の六ホウ化物 (CaB<sub>6</sub>, LaB<sub>6</sub> など) と同様に立方晶となる。ホウ化プルトニウムの中で特筆すべきは PuB<sub>100</sub> (百ホウ化プルトニウム) であろう。 わずか1%の不純物が結晶構造を変化させてしまうことからPuB<sub>100</sub>の存在はホウ化物の研究において試料汚染防止がいかに重要であるかを如実に示している 。
