)とは、北欧神話に登場する蛇である。『スノッリのエッダ』第一部『ギュルヴィたぶらかし』第15章によれば、ニーズヘッグはニヴルヘイムのフヴェルゲルミルの泉に多くの蛇と共に棲み、世界樹ユグドラシルの三つめの根を齧っている。その傍ら、『古エッダ』の『グリームニルの言葉』第55節によれば、栗鼠のラタトスクを介して樹上の大鷲フレースヴェルグと罵り合っている。さらに『古エッダ』の『巫女の予言』には、ニーズヘッグがナーストレンドで死者の血をすすることが書かれている。なお、この蛇はラグナロクを生き延びるとされている。『巫女の予言』第66節に、終末の日に翼に死者を乗せて飛翔......
)とは、北欧神話に登場する蛇である。『スノッリのエッダ』第一部『ギュルヴィたぶらかし』第15章によれば、ニーズヘッグはニヴルヘイムのフヴェルゲルミルの泉に多くの蛇と共に棲み、世界樹ユグドラシルの三つめの根を齧っている。その傍ら、『古エッダ』の『グリームニルの言葉』第55節によれば、栗鼠のラタトスクを介して樹上の大鷲フレースヴェルグと罵り合っている。さらに『古エッダ』の『巫女の予言......