ニセコ連峰(にせこれんぽう)は、北海道の西部にある火山群である。比羅夫から雷電峠までを東西にわたって延びる。長さは東西およそ25 km。最高峰はニセコアンヌプリで標高1,308.2 m。ニセコ積丹小樽海岸国定公園に指定されている。この連峰は新見峠を境にして東山系と西山系に分かれる。東山系が急峻で中期~新期火山群に対し、西山系が高層湿原の発達したなだらかな古期火山群となる。登山道(トレッキングコース)は縦横に張り巡らされ、とりわけ神仙沼湿原周辺に至っては遊歩道化されるなど北海道の山岳で中では最も整備の行き届いた山系である。コンパクトな山域内で泉質の異なる数多......
ニセコ連峰(にせこれんぽう)は、北海道の西部にある火山群である。比羅夫から雷電峠までを東西にわたって延びる。長さは東西およそ25 km。最高峰はニセコアンヌプリで標高1,308.2 m。ニセコ積丹小樽海岸国定公園に指定されている。この連峰は新見峠を境にして東山系と西山系に分かれる。東山系が急峻で中期~新期火山群に対し、西山系が高層湿原の発達したなだらかな古期火山群となる。登山道(......