トロンプ級軽巡洋艦 (Tromp class cruiser) は「デ・ロイテル」 (De Ruyter) に引き続き、オランダ海軍が第二次世界大戦前に東インド植民地艦隊向けに竣工させた軽巡洋艦である。一番艦はオランダで竣工し、日本軍と戦ったものの、二番艦「ヤコブ・ヴァン・ヘームスケルク」は艤装半ばにして本国を脱出し、イギリス式の武装を搭載して就役したために姉妹で武装が異なるという稀有な艦歴を持つクラスである。
トロンプ級軽巡洋艦 (Tromp class cruiser) は「デ・ロイテル」 (De Ruyter) に引き続き、オランダ海軍が第二次世界大戦前に東インド植民地艦隊向けに竣工させた軽巡洋艦である。一番艦はオランダで竣工し、日本軍と戦ったものの、二番艦「ヤコブ・ヴァン・ヘームスケルク」は艤装半ばにして本国を脱出し、イギリス式の武装を搭載して就役したために姉妹で武装が異なるとい......