トヨタ・ターセルの画像画像引用元: cdn.mkimg.carview.co.jp

トヨタ・ターセル

推定知名度4.31%15〜75歳男女
推定知名度--%20〜35歳男女

ターセル(Tercel )は、トヨタ自動車がかつて製造・販売していた小型乗用車である。1978年(昭和53年)にトヨタ初のFF車として誕生し、1999年(平成11年)まで販売されていた。姉妹車にコルサ/カローラII/サイノスがあり、日本国外にも『ターセル』の名称で輸出されていた実績がある。初代と次の2代目は、FF車でありながらエンジンを縦置きに搭載する(つまりFRベースの4WDの前半分を使用するような形)という珍しい方式をとっていた。エンジン後方に置かれたトランスミッションからの駆動力は、トランスミッションハウジングに内蔵されたプロペラシャフトで車体前方へ反転し、エンジンとトランスミッションの間にあるクラッチの下に置かれたデフに達する。縦置きエンジンとした理由は、エンジンの整備性が向上すること、既存のオートマチックトランスミッション搭載に有利なこと、不等長ドライブシャフトに対する等長ドライブシャフトの優位性(トルクステア軽減)などが挙げられた。また、FR車に慣れた従来からのトヨタ車の顧客にFF車の違和感を与えないようにする事も、このレイアウトを採った重要な理由の一つである。しかし、エンジンとデフが上下に重なった、いわゆる「2階建て構造」となったしわ寄せが車体デザインにもおよび、ボンネット上面および側面のベルトラインが比較的高いプロポーションとなった。室内では前席中央足元にトランスミッションが張り出すが、前後方向の室内寸法を大きく取ることで、競合する横置きエンジンのホンダ・シビックや日産・パルサーに対抗した。さらに後席からもホイールハウスを廃したため、4mをわずかに切る全長ながら2,500mmものホイールベースとなった。海外では安価でボディサイズのわりに広大な室内空間が評価されて人気があったが、日本国内での販売は今ひとつだった。

過去の推移