タール(تار、tar)はイラン、アゼルバイジャン、グルジア、アルメニアその他のカフカース地方で見られる長いネックのリュート属の楽器である。「タール」とはペルシア語で弦をさす。18世紀中ごろ現在の形になったといわれる。桑の木を切り分けて2つの椀をあわせた型をしており、表面は羊の皮を伸ばした薄い膜でおおわれている。25から28のフレットと、3対の弦があり、真鍮のピックで演奏される。
タール(تار、tar)はイラン、アゼルバイジャン、グルジア、アルメニアその他のカフカース地方で見られる長いネックのリュート属の楽器である。「タール」とはペルシア語で弦をさす。18世紀中ごろ現在の形になったといわれる。桑の木を切り分けて2つの椀をあわせた型をしており、表面は羊の皮を伸ばした薄い膜でおおわれている。25から28のフレットと、3対の弦があり、真鍮のピックで演奏される。......