画像引用元: images-na.ssl-images-amazon.comシカゴ19
『シカゴ19』(Chicago 19)は、アメリカのバンド、シカゴの16枚目のスタジオ・アルバム。1988年発売。『シカゴ18』をデイヴィッド・フォスターのプロデュースで録音した後、バンドは他のプロデューサーと組むことで音楽性を拡げることを決め、このアルバムでは主としてロン・ネヴィソン、そしてチャス・サンドフォードと作業している。レコード・レーベルに関しても変化があり、フル・ムーン・レコーズのレーベルシールがリプライズ・レコーズによって制作されている。前作への反応と同様、『シカゴ19』はアルバムチャートではほどほどにしか成功しなかったものの(結局はプラチナ・アルバムになったのだが)、それでもシングル曲はヒット作が出ている。「ルック・アウェイ」が第1位、「アイ・ドント・ウォナ・リヴ・ウィズアウト・ユア・ラヴ」が第3位、「ユア・ノット・アロウン」が第10位に入っている。ジェイソン・シェフの声で若干のリミックスを施した「ホワット・カインド・オヴ・マン・ウッド・アイ・ビー」は第5位となっている。これは、『グレイテスト・ヒッツ1982-1989』を発表した後の1989年の終わりとしては、大きな成功を意味していた。この『シカゴ19』は、ヴォーカル兼キーボードを担当していたビル・チャンプリンにスポットライトを当てようとした最初のアルバムであり、このアルバムからヒットしたシングル3曲はいずれもチャンプマンが歌ったものだった。今までのヴォーカルとは違う「新たな声」で吹き込まれ、このバンドの特徴である管楽器のサウンドが入っていないシングル曲によって新しいヴォーカルを強調したことは、このアルバムの売り上げにとってはマイナスとなったかもしれなかった。また、前作での方法を踏襲し、アルバムの曲は、その多くがバンドのメンバーでない外部のライター達によって書かれたものだった。最初の2枚のシングルはダイアン・ウォーレン(この当時のチャートを事実上席巻していた)の手によるもので、3枚目はジム・スコットによって書かれたものだったのである。ともあれ、発売後、バンドメンバー間の葛藤によって再び犠牲者が出ることになった。驚くべきことに、1990年、バンド結成以来のオリジナル・メンバーであったドラマーのダニー・セラフィンがクビになったのである(彼にとってはこのアルバムが参加した最後の作品となった)。バンド結成後、20年以上が経過したところでの
